アレルギーの咳や痰の予防と対策 咳と痰の予防と対策の豆知識


アレルギーの咳や痰の予防と対策

慢性の咳にアトピー咳がありますが気管支拡張薬は効果がありません。アレルギーが原因と考えられ、多くの場合抗ヒスタミン薬が有効です。

長く続く咳は、咳喘息だけでなく肺結核、気管支肺炎などの感染症、間質性肺炎、肺癌など見過ごせない病気があります。また、高血圧の薬の副作用が原因の咳であったり、鼻炎による鼻汁がのどに降りて咳が出たり、胃液が食道に逆流するため誘発される咳があります.

聴診しても肺に雑音がなく、熱もなく、カゼのようでもないのに咳だけが何週間も延々と続くことがあります。このような咳は外来受診時には消失しているためにわからない、夜や明け方だけに出る気管支喘息の発作の可能性もあります。

また、気管支喘息の子どもがゼイゼイが始まる前兆として、しつこいカラ咳を繰り返す場合もあります。このような咳は気管支喘息に準じた治療をすると効果がみられることがあります。

生まれつき、のどや気管の粘膜が過敏であるため、体が温まったり、走ったり、ほこりや冷たい空気を吸い込むなど、ちょっとした刺激で咳き込む子どももいます。こういった場合は、抗アレルギー剤が効果があることがあります。

アレルギーとは
アレルギーは免疫反応が自分の体に不利に働いて起きる病気です
人間にはもともと免疫系という、自分の体を構成しているものとは異なったものを排除して、自分の体を健康に保とうとする仕組みが備わっている。


具体的には人間の体の中に細菌やウイルスなどの異物(抗原=アレルゲン)が侵入すると、それに対抗する物質(抗体と呼ばれるタンパク質)が出来て、無害化して体外へ排除しようとする反応が起きる。抗原と抗体が結びつく反応が抗原抗体反応(免疫反応)で、抗体は抗原とカギとカギ穴のような関係でピッタリと結びついて抗原をブロックし、人間の体を守る大切な働きをしている。

「ところが、1つの免疫系が善玉(免疫)と悪玉(アレルギー)の両面、つまりジキルとハイドの両方の性格を持っており、ある特定な人の体内では何らかの異常が生じて、普通の免疫反応を越えた過剰な反応が起こることがある。この現象がアレルギーである。」